予防接種
妊娠中のお母さんからもらった抵抗力(免疫)は生後3~6カ月を過ぎると自然に失われていきます。この時期を過ぎると赤ちゃん自身が免疫をつくって病気を予防できるようにしなければなりません。
これに役立つのが予防接種です。予防接種は、感染症の原因となるウイルスや細菌からワクチンを作り、それを接種します。人はウイルスや細菌におかされると、体の中に免疫ができます。そして、その病原体に感染した記憶が体に残り、多くの場合、一生その病気にかからないですむか、かかったとしても軽い症状ですむようになります。予防接種は、この仕組みを利用しています。
子どもは発育と共に外出の機会が多くなります。特に、同年代の子どもが多数集まる保育園や幼稚園に入るまでに、できるだけ予防接種で免疫をつけ、病気にかからないように、また他の子にうつさないようにしましょう。
感染症は人から人へ伝染する病気。予防接種で国民が免疫をつけているから病気の流行がおさえられているのを忘れないでください。
予防接種の種類
インフルエンザ菌b型(ヒブ)
接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|
生後2か月~ |
生後2~ |
初回3回 |
生後12か月未満までに27日以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回接種 |
追加1回 |
初回接種後、7か月以上標準的には13か月までの間隔をおいて1回接種 |
||
生後7か月~ |
初回2回 |
生後12か月未満までに27日以上、標準的には56日までの間隔をおいて2回接種 |
|
追加1回 |
初回接種後、7か月以上標準的には13か月までの間隔をおいて1回接種 |
||
1歳~ |
1回 |
― |
小児用肺炎球菌
接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|
生後2か月~ |
生後2~ |
初回3回 |
生後24か月未満までの間で、標準的には生後12か月未満までに27日以上の間隔をおいて3回接種 |
追加1回 |
初回接種後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月に至った日以降に1回接種 |
||
生後7か月~ |
初回2回 |
生後24か月未満までの間で、標準的には生後13か月未満までに27日以上の間隔をおいて2回接種 |
|
追加1回 |
初回接種後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月に至った日以降に1回接種 |
||
1歳~ |
2回 |
60日以上の間隔をおいて2回接種 |
|
2歳~ |
1回 |
― |
B型肝炎
接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|
1歳未満 |
― |
3回 |
27日以上の間隔をおいて2回接種 |
3回目は、1回目から139日以上の間隔をおいて1回接種 (20週間後の1回目の接種日と同じ曜日以降) |
ジフテリア
・百日せき
・破傷風
・ポリオ
(4種混合)
種類 | 接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|---|
1 |
3か月~ |
― |
初回3回 |
20日以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回接種 |
追加1回 |
初回3回終了後、6か月以上標準的には1年~1年半の間隔をおいて1回接種 |
|||
2 期 |
11歳~ |
― |
1回 |
第2期は、ジフテリア・破傷風(2種混合)の接種 |
BCG
接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|
1歳未満 |
― |
1回 |
標準接種年齢:生後5か月から8か月 |
麻しん・風しん(混合)
種類 | 接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|---|
1 |
1歳~ |
― |
1回 |
1歳を過ぎたら早めに接種 |
2 |
幼稚園・ |
― |
1回 |
幼稚園・保育園の年長児の4月に接種案内を送付します。 |
水痘
接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|
1歳~ |
― |
2回 |
1回目接種後、3か月以上標準的には6か月~1年の間隔をおいて接種2回目を接種 |
日本脳炎
※平成7年4月2日~平成19年4月1日までに生まれ方は、20歳になるまでの間、定期予防接種として実施することができます。
種類 | 接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|---|
1 |
6か月~ |
― |
初回2回 |
6日以上、標準的には28日までの間隔をおいて2回接種 |
追加1回 |
初回接種後、6か月以上標準的には概ね1年後に1回接種 |
|||
2 |
9歳~ |
― |
1回 |
第1期終了後、4~5年後に1回接種 |
子宮頸がん予防
※平成25年度より、積極的勧奨を一時差し控えています。
接種対象年齢 | 初回接種時年齢 | 接種 回数 |
説明事項 |
---|---|---|---|
小学校6年生~ |
― |
3回 |
■2価ワクチン【サーバリックス】 2回目:1回目から1か月以上の間隔をおいて接種 3回目:1回目から5か月以上かつ2回目から2月半以上(標準的には、1回目から6か月以上)の間隔 |
■4価ワクチン【ガーダシル】 2回目:1回目から1か月以上(標準的には、2か月以上)の間隔をおいて接種 3回目:2回目から3か月以上(標準的には、1回目から6か月以上)の間隔をおいて接種 |
- 日本脳炎について、平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方は、平成17年度から平成21年度まで積極的勧奨の差し控えにより、接種を完了していない場合があります。上記の年齢の方は、1期・2期の接種が完了しておらず、接種を希望する方は、太地町役場住民福祉課までお申込みください。
- 対象者には個別に通知します。詳細な対象年齢(月齢)、実施日は住民福祉課にお問い合わせ下さい。
太地町役場 住民福祉課 TEL 0735-59-2335